臨床工学科の教員紹介
学科長からのメッセージ
臨床工学技士は患者様と直接関わる機会も多くあり、信頼関係を築くことが大切です。
また、手術や機器を操作する際、他の医療職との連携も重要であるため、技術だけでなく、コミュニケーション力を身につける必要があります。
現場で活躍できる人材となるよう、サポートを行います。
村田先生
1950年今帰仁生まれ,趣味は囲碁,将棋は観る将
資格:医学博士(広島大学医学部卒),産業医
専門領域:麻酔指導医,救急認定医,ペインクリニック認定医
臨床工学技士は医療機器を扱う専門職ですが、病気に対する深い知識も必要です。
臓器別にみると、心臓、肺、腎臓です。私は、現役時代麻酔科医でした。全身麻酔をかけると、意識がなくなり痛みも感じなくなりますが、血圧は下がり呼吸も弱くなります。
したがって、呼吸・循環の知識無くしては安全な麻酔は行えません。
また、私は若い頃腎臓に興味があって、その方面の勉強・研修も積んできました。打って付けの教師と自画自賛です。
皆さんの当面の目標は、国家試験に受かって資格を持った社会人になることです。
でも長い人生を考えると、それはスタート地点にすぎません。ほとんどの職業について言える事ですが、一生勉強を続けることが求められます。
ならば、若いうちに勉強する楽しさ、充実感を身につける必要があります。
記憶に頼るのではなく、深く理解して推察する勉強法を私の授業から学んで欲しいと願っています。
その方法で学べば国試対策は万全です。
野原 先生
資格:博士(医学)、臨床検査技師、臨床工学技士
専門領域:高気圧酸素療法
医療機器を操作・管理して、医師や看護師などとチームを組み、患者さんに貢献するのが臨床工学技士の役割です。
現在の医療において、医療機器はなくてはならない重要なデバイスです。
卒業後も知識の習得が必要な分野ですから、座学や実習で勉強するのはもちろんのこと、継続的に学ぶ姿勢を身につけた、臨床に役立つ人材を育てたいと思っています。
宮崎先生
基礎医学なら何でもまかせてくださいね。質問は大歓迎です。
資格:歯科医師、感染防御認定医(ICD)、ファイナンシャルプランナー
専門領域:基礎医学(解剖、生理、病理、衛生etc)
皆さんはよく笑っていますか?
笑うと白血球のひとつであるナチュラルキラーリンパ球が活性化して、免疫力が上がり、癌やいろいろな病気にかかりにくくなります。
小児がんの病棟でピエロを呼んで子供を楽しませると子供のがんが小さくなるそうです。
実は愛想笑いでも活性化は行われます。【笑う門には福来る】というのは本当ですね。
一方、悲しんだりストレスがたまると免疫力が低下し、病気にかかりやすくなります。
愛想笑いでもよいからいつもニコニコしておきましょうね。僕の授業中のネタがいまいちでも愛想笑いによって健康になれます。
わかりやすく楽しい講義を心がけています。
田原先生
文系高校⇒専門学校(資格取得)⇒大学編入学⇒大学院(クリニック勤務・非常勤講師)⇒病院勤務⇒バー経営・VDJ活動⇒今に至る
資格:修士(理学),臨床工学技士,第1種ME,高圧ガス製造保安責任者(乙種機械),数学検定準1級,HBAカクテル・アドバイザー,カクテル・プロフェッサー(カクテル検定1級),ウイスキー・スピリッツ検定3級,妖怪博士
専門領域:医用電気工学
電気は便利な反面、感電事故で人の命を脅かすほど大きな力をもった存在。恐ろしいですが、逆に電気の特徴を理解できれば、その力を安全に使いこなせてしまいます。
医療現場のAEDや電気メスは、まさに電気の危険な特長を、人を治療するためにうまく利用したものです。
人に牙を剥かないようにし、必要な場面にその力を発揮できるよう飼い馴らす。さながら現代の魔物使いになれるよう,SOLA学園の伝統(電灯)のもとで学ぶのはいかがでしょうか。
上原先生
教員6年目 うるま市出身! (国研)産業技術総合研究所外来研究員
資格:修士(工学),臨床工学技士
専門領域:医用超音波工学
人体に安全と言われている超音波。そして聞くことを目的としません!
医療では診断領域から治療領域まで多岐にわたります。
虫眼鏡で光を集めるように,超音波も集めることができます。
その温度はなんと,60°以上にもなります。
音が好きなあなた,そろそろ可聴音を卒業して超音波をはじめてみませんか?