美容師や医療事務の仕事について紹介!

美容師
美容師になるには美容師免許(国家資格)が必須条件です。
厚生労働大臣または都道府県知事の指定した養成施設(美容学校)で学び(昼間課程2年/通信課程3年)、卒業し、美容師国家試験に実技・学科とも合格する必要があります。
その後、公益財団法人理容師美容師試験研修センターに免許を申請すると、美容師名簿に登録され、美容師免許が交付されます。
美容師国家試験は春と秋の2回実施され、筆記試験と実技試験があります。
美容師の仕事
シャンプー
頭皮にたまった老廃物や皮脂、髪の汚れを落とし、カットやスタイリングをおこないやすくします。
カット
ハサミ(シザーズ)やカミソリを使って髪を切ります。
頭の形や髪質、毛量などを考慮し希望の髪型に仕上げることが求められます。
ワインディング
パーマをかける前にロッドを髪に巻くことです。
パーマ
顧客の要望に応じて適切なパーマの提案や機械の操作をし施術します。
カラーリング
カラー剤を素早く均一に塗布し、髪の毛を脱色・染色します。
セット
カールやアップスタイルなどをつくる「セッティング」と、ドライヤーとブラシでおこなう「ブロードライ・スタイリング」があります。
他髪以外の仕事
ネイル
爪の長さや形を整え、塗料によってデザインを施します。
ネイルサービスを提供している美容院では美容師のみが施術可能です。
まつ毛エクステンション
専用の接着剤(グルー)を使ってまつ毛に人工毛(エクステンション)をつけていきボリュームを出します。
ネイルと異なり美容師免許が必要です。
着付け
成人式や結婚式などに着用する和服の着付けをおこないます。
サービス提供にあたって資格は不要です。
フェイシャルエステ
クレンジングや洗顔、マッサージ、パックなどの方法による美顔施術をおこないます。
医薬部外品を使った施術など内容によっては美容師免許が必要となります。
医療事務
医療事務とは、病院やクリニックをはじめとした医療機関で働く事務職のことをいいます。
主に受付・会計業務、診療報酬請求業務などを担い、医療機関においては欠かせない職種とされています。
医療事務スタッフは、医療機関の受付窓口で仕事をするため、患者さんからは病院やクリニックの顔として見られています。
患者さんの状態に配慮した受け応えをすることはもちろん、医療機関に適した接遇マナーや、患者さんを待たせないスピーディーな対応が求められます。
医療事務・秘書の実務に直結する資格は、医療事務士、医事管理士、メディカルクラーク、医療秘書技能検定試験、診療報酬請求事務能力認定試験など多数ある。
医療事務の資格を取得しておくことで、専門的な知識やスキルを証明された状態でのスタートとなります。
そのため、未経験者よりもスムーズに業務をこなすことができ、即戦力になりやすいでしょう。